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映画『星守る犬』(ネタバレしまくり)

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星守る犬
原作 村上たかし『星守る犬』
監督 瀧本智行
脚本 橋本裕志
出演者 西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、余貴美子、温水洋一、濱田マリ、塩見三省、中村獅童、岸本加世子、藤竜也、三浦友和
音楽 稲本響
主題歌 『夢のむこうで』平井堅
挿入歌 『三百六十五歩のマーチ』水前寺清子

【あらすじ】
北海道の小さな町で、死後半年を経過したとみられる男性(西田敏行)と、死後ひと月の犬の遺体が見つかる。市役所の福祉課勤務の奥津(玉山鉄二)は、遺棄された車に残されていたリサイクルショップの買い取り証を発見。彼は仕事上仕方なく、50代とおぼしき身元不明の男性と犬がたどったと思われる道をさかのぼる旅に出ることになる。
『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がメガホンを取り、村上たかし原作のベストセラーコミックを映画化した感動作。市役所の職員が身元不明の男性と飼い犬の遺体の足跡を訪ね歩き、その旅路に思いをはせる姿を描く。主演は『釣りバカ日誌』シリーズなどの名優西田敏行。市役所福祉課の青年を玉山鉄二が演じ、彼の旅に同行する少女を川島海荷が好演する。人知れず一人と一匹がたどった、悲しくも美しい物語にくぎ付けとなる。(シネマトゥデイ

【予告編】





※ネタバレしまくっているので、観に行く予定のある方は読まないほうがいいですよ!


映画『星守る犬』の試写会が当たったので観てきました。
正直な話、『星守る犬』が予告編が『ロック』だかなんだかって同じ犬映画と続きでずっと流れているのを映画館で見せられていたので、まったくもって興味がわかず観に行く気もさらさらなかったんですよねー。

でも、タダで観せてくれるってゆーなら話は別ですよ!ってことで行ってきました。
二人分の映画代が浮いたので、ずっと気になっていた新商品のストロベリーのポップコーンを食べましたよ!
すでにその次のバーベキュー味なる新作が出てましたけど…。

そんなわけで、話はと言えば原作の『星守る犬』の載っていた『星守る犬』と『日輪草』を足してひとつにした感じです。


ある日、山中に放置されたワゴン車から、身元不明の中年男性と犬の遺体が発見された。
男性の遺体は死後半年を経過し白骨化していたが、犬の遺体は死後1ヶ月しか経っていなかった。
この遺体を担当することになった市役所の福祉課・奥津京介(玉山鉄二)は、車に残っていたリサイクルショップで書いたと思われる名前と住所、あと数枚のレシートをたよりに、身元不明の遺体の足取りを探るべく東京を目指す。

しかし、書かれた住所にあったのは出版社で、書いてある名前はそこの創業者の名前だった。
有力な手がかりが使えないことが分かり、次はその男が泊まったと思われる旅館を目指すことに。
その途中で、同じ北海道からオーディションを受けに上京してきた少女・有希(川島海荷)に北海道まで送ってほしいと頼まれ、二人で足取りをたどることに。


奥津は原作どおりに昔犬を飼っていて、その時にあまりかわいがってやれなかったことを後悔しており、身元不明の遺体が犬と見つかったことからその遺体の身元を探ろうとします。
原作では遺体は死後1年から1年半、犬は3ヶ月でしたが、映画だと遺体が半年、犬は1ヶ月になっていました。

有希は映画オリジナルなのですが、母親が再婚した相手が酔うと暴力をふるい、そこから逃げ題たくて、オーディションに受かればそんなところから抜け出して東京に来れると考えて上京したものの、オーディションでは周りとのレベルが違いすぎて笑われ落ち込み、変えるお金もなくて途方に暮れているところに旭川ナンバーの車に乗ったドジな男・奥津をみつけて送ってもらおうと考えたって設定です。
寄り道をしてもいいからと有希が言うので、二人で足取りを追うのですが、泊まった旅館、子供に財布を盗まれたコンビニ、ハッピーの治療費を払うために全部売り払ったリサイクルショップ、自分の死期を悟りハッピーを預けようとしたレストランと車から見つけたレシートをたどり、そこでその遺体の話を聞く時はおとうさん(西田敏行)&ハッピー視点になります。

多少原作にないエピソードもたされていますが、基本的には原作と同じで、原作では南へいってましたが、映画では北を目指していました。

物語ははっきりいって微妙です。
主人公であり語り部である奥津は人とのかかわりを持たずに自分の殻に閉じこもり、本の世界へ逃げ込んでいます。
両親を事故で亡くし、祖父母のもとへと預けられるがすぐに祖母も亡くなる。
いなくなることを怖がり、愛することを恐れていた奥津がおとうさんの足取りをたどるうちに有希に心をひらいて人とのつながりをもっていこう!と変化するお話にしようとしてるのですが、旅を終わって仕事に復帰した奥津は同僚役のの山崎樹範の話を無視しまくりです。
全然、心を開いてません。
「人間は死ぬまで星守る犬だ」みたいにまとめようとしてますけど、主人公が変わってません。
犬が好きなことを思い出したぐらいです。
なので、心を開かせる相手であろうはずの有希がまったく必要ありません。
玉山鉄二が暗い役なので場の賑やかし役であることと、あちこちで必要以上に踊らされて川島海荷が辱めをうけるだけです。
原作だとこの奥津パートである『日輪草』はリサイクルショップしか調べに行かないのでかなりあっさりしています。
映画版ももうちょいさっさりしてもよかったかなー。

と、ここまでだとこの映画を気に入ってないみたいですが、この映画はおもしろかったですよ!
奥津が飼っていた犬・クロが死ぬ直前にボールをくわえてるシーンと、ハッピーがキャンプ場で野犬だ!と薪をぶつけられるシーンは泣きましたー。
ハッピーの方は号泣に近かったです。
この二匹の犬の演技はすごかったですよー。

原作ではなく程でもなかったのですが、ハッピーが薪をぶつけられるところは、おとうさんが旅に出ることになる過去のいきさつの場面で、幸せだった頃に笑顔の家族がバーベキューをしていてそこを子犬だったハッピーが見てるんですよ~。
そして、おとうさんが動かなくなって一人でご飯を探し求めている時にキャンプ場でバーベキューしている家族がいて、その過去の幸せのバーベキューシーンを思い出して嬉しくて駆け寄ろうとすると薪をぶつけられて…。
脚をやられちゃってまともに歩けない犬を、声だけのおとうさんが『三百六十五歩のマーチ』の「ワン・ツー♪ワン・ツー♪」で車まで誘導するんですよ…。
ここはもう劇場中からすすり泣く音がね…。

あと、足取りをたどる奥津パートに比べて、おとうさん&ハッピーパートがすごいおもしろいんですよ!
余貴美子の旅館での集合写真とかリサイクルショップ河童での温水洋一とのやりとりとか、中村獅童のコンビニに行くまでの海岸沿いを『三百六十五歩のマーチ』を歌いながら行くところとか、北海道へ向かうフェリーでのやりとりとか。
おもしろくて楽しそうだからこそ、ラストでの悲しさがねぇ…。
西田敏行の演技もすごく良くて、原作ではなんとも思わずに読み飛ばしていた「お前、こうゆうのは参加するタイプ?」とかって台詞も西田敏行が言ってると笑えてしまいます。

でも、三浦友和がいるレストランのシーンは微妙でした。
自分の死期を悟ったおとうさんが三浦友和にハッピーを引き取ってくれるようにたのんで、一度は三浦友和が飼うことになるんですけど、ハッピーが吠えまくるからやっぱりやめておとうさんと旅を続けるってエピソードなのですが、預けてからやっぱりやめる!ってなるまでが短すぎ。
その間、三浦友和突っ立ちすぎ。
ってか、三浦友和の演技がまわりから浮きすぎ。
犯人当ての推理でも始まるのかと思った。
あと、中村獅童の子供役の子がゲームしてるだけなのに汗かきすぎ。

どーせクソ映画だろうと思ってたんですが、そんなことは全然なくてふつうに面白かったです。
ハッピーには泣かされました。
原作に足りないところが補完されてると思うので原作ファンには間違いなくオススメですし、原作読んでなくても犬好きや犬を飼ったことがある人も観て損はないんじゃないでしょうか。
あと、市役所の同僚山崎を無視しまくって犬を披露シーンは爆笑しました。
奥津が無視しまくって勝手に車止めて犬を拾いに行くんですけど、

(奥津が急に車を止める)「どーしたんですか?」
(奥津が急に車から降りる)「どーしたんですか!?」
(奥津が捨て犬のそばに駆け寄る)「わぁ犬だぁ」
この「わぁ犬だぁ」と直前の「どーしたんですか!?」のトーンが違いすぎて爆笑でしたよ。
なんですか、あのシーンは。


そんなこんなで76点ぐらい。
『GANTZ』『プリンセス・トヨトミ』に続いて『星守る犬』でも「行こう」って台詞で決める感じのシーンがあったんですけど、流行ってんですかね。
ちなみに映画観た後は、「俺なでる猫」とか「エサあげる俺」とか「猫守るブタ」とか「ボク、ドク」みたいにハライチのネタふりみたいなことがちょっと流行ってた。





ちなみに原作の感想はこんな感じ




『続・星守る犬』のほうはこんな感じ



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