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映画『八日目の蝉』(ネタバレしまくり)

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八日目の蝉
監督 成島出
脚本 奥寺佐渡子
出演者 井上真央、永作博美、渡邉このみ、小池栄子、劇団ひとり、田中哲司、森口瑤子、市川実和子、風吹ジュン、平田満、余貴美子、田中泯
音楽 安川午朗
主題歌 中島美嘉「Dear」
挿入歌 ジョン・メイヤー「Daughters」
上映時間 147分

【あらすじ】
子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。
しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。
さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり、家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。
誘拐犯の女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた、角田光代原作のベストセラー小説を映画化したヒューマン・サスペンス。
監督は、『孤高のメス』など社会派エンターテインメント作品で定評のある成島出。
誘拐された少女の大学生時代を井上真央が演じ、愛人の娘を誘拐する女性に永作博美がふんするほか、小池栄子や森口瑤子、田中哲司など実力派俳優が勢ぞろいする。(シネマトゥデイ

【予告編】






『八日目の蝉』観てきました。
レイトショーでしたけど、2~30人ぐらいいて半分ぐらい埋まってました。
評判が良いからですかね。
ちなみに原作の感想はこんな感じ

映画は誘拐事件の裁判から始まります。
そこで野々宮希和子(永作博美)は最後の一言で「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と述べる。
ここから希和子は秋山夫婦の子供・恵理菜(渡邉このみ)を誘拐し捕まるまでのパートと成長した恵理菜(井上真央)が安藤千草(小池栄子)と自分探しの旅に出るパートが交互に繰り広げられます。

原作では第0章と第1章が希和子パートで第2章が成長した恵理奈パートなので、これを混ぜた感じなのですが、この変更は良かったと思います。
あんまり違う時系列のをまぜるとややこしくなりますけど、問題ないです。
それどころか、このおかげでラストのたたみ込みが半端じゃなくなってます。

原作との変更点をあげれば、希和子の名古屋逃亡と小豆島でのラブホテルの住み込みがカットになってます。
ただでさえ長いのでこのあたりのカットは仕方ないですね。
あと原作だと誘拐だけでなく放火もしてるのですが、これもなくなってます。
この原作の放火は元ネタが日野OL不倫放火殺人事件だからつけたしたぐらいで原作でもあんまり意味がないのでなくてもいいんですけど。
それと原作だと秋山恵津子(森口瑤子)も浮気をしていて、その浮気相手がはじめ疑われたから希和子は逃げることができたことになってます。

後半の恵理菜ではエンゼルホームがまだあることとラスト以外は起こる場所とかタイミングが違うだけでだいたい同じです。
あと妹がいないぐらいで。
ラストは原作だと、恵理奈と千草が小豆島へ渡ろうとするフェリー乗り場に実は希和子がいたって終わりなんですけど、個人的には映画版ラストの方が好きです。
とゆーか、小説版より映画版の方が格段にいいです。
脚本の奥寺佐渡子さんは『サマーウォーズ』に続いて恐るべし!!

小豆島へ渡った希和子はいつ捕まるかもしれない薫(恵理菜)との時間の中で、薫に奇麗なものをいっぱいみせようとします。
そのきれいなものの描写が本当にきれいなんですよ。
なにをあたりまえなことを言ってるのかと思われるかもしれないですけど、本当にきれいなんです。
希和子の居場所がバレるきっかけになった写真の祭りの描写もすごくいいし。
海に面した公園みたいなところで、芝生の上に二人で寝転がってるシーンは本当に美しいと思います。
そして、恵理奈は小豆島にわたっていろいろと思いだして捕まる前に希和子と立ち寄った写真館を訪れます。
そして自分が愛されていたことを思い出し、前向きに八日目を生きていこうと決意します。
ここまでで既に涙腺をしげきされまくってるのですが、トドメの「私、もうこの子が好きだ」って恵理奈の台詞でもう決壊ですね。
その前に永作博美の「その子はまだ朝食を食べていないの」がものすごい威力なのに…。
子役の渡邉このみ「ママーママー」もこの子…、おそろしい子!

そうなんですよ、永作博美ですよ。
永作博美が反則的にすごすぎるんですよ!
ちょっと寄り目な感じが、かわいく見えたりいっちゃってる感にも見えたりもして。
授乳シーンでおっぱいが見えない不満もすこしはおさまりますよ。
恵理奈が秋山夫婦のところにもどって、恵津子に「お星様の歌うたって」とせがむシーンがあるのですが、恵津子はリクエストにこたえて「キラキラ光る~♪」と歌うのですが、恵理奈がそれじゃないーとぐずり、恵津子は希和子に歌われていた歌をリクエストされてるうえに、その歌が分からなくて恵理奈との空白の時間をつきつけられ恵理奈を叱ってしまいます。
その後に話がすすみ、希和子がエンジェルホームから逃走して薫と夜中に山道を歩いてるシーンで希和子が「お星様の歌」を歌うのですが、そんなのわかんねーよ!と思いつつもウルウルきちゃう名シーンです。
森口瑤子もすごくよかったです。
苦悩とか憎悪、さらに狂気…、ちょっと怖かったぐらいに。

恵理菜の自分探しパートは、井上真央がお尻丸出しにしたり頑張ってましたけど、演技は相変わらず微妙。
劇団ひとりが最低な役ですけど、最高な役してましたね。
こっちのパートは小池栄子が素晴らしいです。
個人的には井上真央より小池栄子に幸せになってもらいたいと途中からずっと思ってました。
ラストあたりは暴走する井上真央のあとをずっと追いかけてるだけで、すこし笑ってしまいましたが。

あと邦画にしては奇跡的に主題歌が良かったです。
中島美嘉「Dear」のサビ聴くたびにぞわってなる。

あなたに名前を 呼んで欲しくて
初めて声を上げ 泣いたよ
あなたにもらった全てのものが
愛だと気付いたから

ごめんねありがと 言えないままに
言葉は涙へ変わって
命が巡ってまた会う日まで
あなたがくれた愛を
永遠に抱き続ける


そんなこんなで88点ぐらい。
『サマウォーズ』のそうでしたけど、小説版読んだらいろいろと補足できるのでいいですよ。
秋山夫婦のもとに戻った恵理菜が自分は誘拐されてると思い、小豆島へ戻ろうとする場面があるのですが、映画版の映像プラス小説版の心情描写でよりせつないシーンになります。


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