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小説『阪急電車』(ネタバレしまくり)

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阪急電車
著者 有川浩
イラスト 徒花スクモ
発行日 2008年1月22日
発行元 幻冬舎
連載 『papyrus』11号(2007年2月)~16号(2007年12月)

【あらすじ】
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。
片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。
乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。
恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。
ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。


※注意 ネタバレしまくってます。

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』の試写会があたったので再読。
『papyrus』で連載中、同じタイミングで伊坂幸太郎さんと斉藤和義さんのコラボした『アイネクライネ』が載っており目的で購入していて、たまたま存在知ったのが『阪急電車』って作品との出会いです。
学生時代にこの作品で扱っている阪急電車今津線を利用していたこともわり、連載中は立ち読み(伊坂さんの企画はすぐにおわったので)&書籍化されて速攻購入した感じです。
なので、読んでから3年ほどたってることもあり、うっすらとしたあらすじぐらいしか記憶に残ってなかったです。

そして、作者の有川さんへのぼくの立ち位置なんですが、電撃文庫でデビューして、なんかその頃なぞに電撃文庫がラノベをハードカバーで出してたりして、有川さんもハードカバーで作品を書いていて、

「デビューしたてなのにこの扱い・・・、電撃文庫期待の新人に違いない!」

って感じで、『塩の街 wish on my precious』『空の中』『海の底』『図書館戦争』『レインツリーの国』『ストーリー・セラー』に載ってた短編ぐらいしか読んでません。
『ストーリー・セラー』は他の作者さん目当てで買ったら載ってたのでついでに読んだだけです。
ぶっちゃけ『海の底』あたりで見限って、評判がいいから『図書館戦争』『レインツリーの国』セットで読んで、やっぱ無理ってなった記憶が。
なんか有川さんが書く関西弁って気持ち悪いんですよね。
『阪急電車』だと図書館に通ってる征志のしゃべる関西弁がすこし気持ち悪い・・・かも?ぐらいでしたが。
そんなわけで、有川さんに対しては「売れてんな~」ぐらいの感情しかない立ち位置です。

そんなこんなで話はこんな感じ。
阪急電車今津線を舞台にして宝塚駅から西宮北口駅へ行き、しばらく日数がたった後の西宮北口駅から宝塚駅までの折り返しで各駅名がタイトルで話がわかれています。

宝塚駅
征志とよく利用している図書館でのライバル(と征志が勝手に思ってる)ユキが武庫川の中州に石で造られた「生」の文字をきっかけに接近する。
宝塚南口駅
後輩に婚約者を寝取られたOL翔子が、寝取った後輩と元婚約者の結婚式に白いドレスを着て乗り込む。
逆瀬川駅
老夫人・時江と孫の亜美が電車に乗り込み、白いドレス姿の翔子と時江が会話する。
小林駅
時江のアドバイスに従って翔子が下車し、小林駅前を散策&ドレスから着替える。
仁川駅
小林駅から乗ってきたミサとカツヤのカップルが、乗る時にみかけた翔子をきっかけに喧嘩。
カツヤが電車内でキレてしまい仁川で二人とも下車。
電車内でキレたカツヤにこわがり泣き出した亜美と時江も降りて、ミサに「くだらない男ね」と言われる。
甲東園駅
カツヤとわかれようと考えるも一歩踏み出せないミサが再び乗車し、甲東園からのってきた女子高生・悦子の年の離れた馬鹿な彼氏との恋愛話をきく。
門戸厄神駅
甲東園駅から乗っていた大学生の小坂圭一と権田原美帆が知り合う。
西宮北口駅
悦子の話をきいているうちにミサがカツヤと別れることを決意する。
ゴンちゃんと圭一が付き合うことになる。

そして、折り返し。

西宮北口駅
ミサの隣に翔子が座ろうとすると向かいの席のおばさんが鞄を投げて阻止。
翔子は違う車両へ、ミサの隣には伊藤さんが座りミサがおばちゃんってサイテー」発言。
ストーカーと化したカツヤとの別れたいきさつ。
門戸厄神駅
おばちゃん仲間との食事のストレスから腹痛におそわれた伊藤さんと心配してつきそいでミサが下車。
ミサとの会話をきっかけに伊藤さんはおばちゃん集団と付き合うのをやめようと決意し、帰ることに。
甲東園駅
悦子が目標にしてた大学進学が無理そうであれてたが、彼氏の優しさで立ち直った話。
仁川駅
付き合い始めたゴンちゃんと圭一のその後。
小林駅
小林駅付近にひっこした翔子下車。
いじめられいていたけどかっこよく振舞、我慢していた少女に話しかける。
逆瀬川駅
時江と亜美、征志とユキが乗車。
伊藤さんと食事にいくはずだったおばちゃん集団と時江・亜美が口論。
征志・ユキが時江・亜美の味方につき、撃退。
宝塚南口駅
最初の宝塚駅で仲良くなった征志とユキのその後。
宝塚駅
征志とユキのこれから。
「生」の文字の本当の話。


ざっとこんな感じ。
個人的には武庫川の「生」の文字を当時オンタイムで見ていたのではじまりの「宝塚駅」はツボすぎでした。
反対によく利用していた仁川駅と甲東園駅がらみのエピソードがほぼないことが不満だったり・・・。
ゴンちゃんと圭一は甲東園駅から乗車してるので関西学院大学っぽいですが、土曜日の講義と言っていることから関西学院大学ってことはあり得ないのですよ!
あの大学はキリスト教だからか知らないですが、土日は休みです。
まぁどーでもいいんですけど。

基本は一人称視点で描かれていて、各駅ごとに語り手がかわります。
なので、このときのあの会話がこっちではこんな影響を!みたいなことがあり、このあたりが電車で同じ車両にいることをうまくつかっているなーと思います。
逆に、それぞれに感情移入があさくなるともいえなくはないのですが。

そんなこんなで62点ぐらい。
阪急今津線に思い入れがあり、「生」の文字エピソードなどもありいろいろと補正がかかった状態でよんだためにけっこう楽しめましたが、そのあたりに縁がない人が読んだら「なんかどーでもいいかなー」って感じるかもしれません。




ちなみに映画版の感想はこんな感じ
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